NAOK!の心のゆとり度
  ふだんはいろいろ忙しくてメールぐらいしかできない。
  けど、ここが更新されているということは心にゆとりがあるということ、、そう自分に言い聞かせてみる(笑)

「咬春の会」熊を食べて春を祝う(^_-)-☆

2017年02月13日 (月) 23:59 | 編集
2017年の春節は1月28日ともう過ぎてしまったが、遅ればせながら春のお祝いということで「咬春の会」に参加してきた。咬春の会at虎萬元(2017/2/13)

北京以北の中国では春節に家族や親しい人と春餅(チュンピン)を食べて春の訪れを祝う風習があるそう。
春餅というのは北京ダックを食べるときに皮や肉を野菜とともに包むあの薄い餅にいろんな異材を包む料理のこと。
咬春(ヤオチュン)というのは生の大根や野草を寄って野菜の生命力を受けて、身体の健康を願う風習。
そんな春のお祝いというメインテーマの他に、この集いには熊の手を食べてみようというサブテーマ(どちらかというとこっちがメインテーマかもしれない(^_^;))があった。
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)咬春の会at虎萬元(2017/2/13)








咬春の会at虎萬元(2017/2/13)

舞台は虎嵩元さん。

びしっと決められたテーブルセッティングと正面に置かれた角酒が期待感をあおる。

席につき、まず饗されたのは冷菜の品々。
月の輪熊の薬膳パテ薬膳タルタル。

鹿レバーの冷製ニラのソース。
春の苦みサラダとして芹に独活にセロリ、それに新ジャガイモのスパイシー揚げ。
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)咬春の会at虎萬元(2017/2/13)








この日の主役は春餅なんだけど(笑)、春餅を支える脇役たちがもう単品で主役級ばかり。
中でも以前鹿全席でも出た鹿レバーは絶品。
低温でしっかり火入れした鹿レバーはとろとろで箸でつかめないくらい。
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)咬春の会at虎萬元(2017/2/13)







月の輪熊のパテは鹿レバーには負けるけど、これまたねっとりと舌の上でとろける。
猪頭丸ごと煮こごりは頭をバラバラにして煮込んだ後、でっかいボウルに入れて固まらせてある。
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)咬春の会at虎萬元(2017/2/13)







それを一刀両断(笑)、どかんと二分割してから煮こごりごと薄切りに。
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)咬春の会at虎萬元(2017/2/13)







咬春の会at虎萬元(2017/2/13) 咬春の会at虎萬元(2017/2/13)






薄切りにしても崩れない煮こごり、一体どんな頭骨だったんだろう?(これが熊ならもっと嬉しかったけど、猪でも十分妄想が駆け巡る(*^_^*))。


そして待ちに待った主役の登場(^_-)-☆。
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)

せいろで温められながらよもぎを繰り込んだ緑の春餅、紅花を繰り込んだほのかな赤の春餅。
脇役(笑)たちが主役の上で魅力をより発揮する。
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)
春餅の上でのコラボに、あの取り合わせも美味しい、この取り合わせもまた美味しいと、僕たちはまさに掌の上で踊らされている感じ(^_^;)。
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)
猪頭丸ごと煮こごりは単品でも煮こごりがとろけ始めて美味しいのに寒白菜の陳皮甘酢漬けと合わせて最高!
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)咬春の会at虎萬元(2017/2/13)







熱菜の鹿肉の甘味噌妙めは白ネギの薄斜め切りと合わせて最高!
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)咬春の会at虎萬元(2017/2/13)







春の摘み草の玉子妙め(韮、嫁菜、つるな、タンポポ!)は、のびるともやし 春雨の妙めものと合わせるとふわふわしゃきっにプリプリと最高!
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)咬春の会at虎萬元(2017/2/13)







あっという間に一人前4枚の春餅を食べ尽くし、それからは春餅わんこそば状態(笑)。
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)咬春の会at虎萬元(2017/2/13)







いったい何枚食べたやら。
そして出てきた壮大なるサブテーマ。
熊の手。咬春の会at虎萬元(2017/2/13)
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)
熊の手の棗煮込み。
熊の手といいながら両の手に加えて足も1つ。
大きな土鍋のど真ん中にそれぞれ入って煮込まれていた。
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)咬春の会at虎萬元(2017/2/13)







しっかり指の形やでかくて鋭い爪も残っていてケモノって感じがむんむん。
いつも食べている羊や豚とかは偶蹄類だから蹄なんだよね(^_^;)。
手指、爪はある意味新鮮で不思議な感じだった。咬春の会at虎萬元(2017/2/13)
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)そしてその味わいは棗の甘みが染み通り甘美そのもの、箸をいれれば肉はほろりと骨からはがれるのに、さらに分けようとするとねっとり箸に絡みついて離れない。
もっと赤身の肉質っぼい部分が多いのかと思ったけれど、ぷるんとしていてすするように口に入れるとゆるやかに柔らかくなって溶けていく。
まさにザ・ベストテン!、じゃなく(笑)、ザ・コラーゲン!!
熊でもやはり肉球というのだろうか?
自然界では絶対、こちらが捕食される側だろうに、、、、こうして口福感を味わえている。


この一口にいろんなことを思ってしまった(笑)。
残念ながら小分けした皿が僕のところに来たときには爪がなく、手首の骨と指の骨しか残っていなかったが、どちらの骨もしっかり煮込んであるにもかかわらず、硬くて歯が立たなかった。
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)咬春の会at虎萬元(2017/2/13)
骨を割り食べてみたかった骨髄は熊骨薬膳スープ 熊鍋仕立ての中に溶け込んでいた。
そのまま掴んで殴ったらニンゲンなんて一発でおしまいみたいなでかい骨を煮込んで出汁をとったスープは一緒に煮込んだキノコ(名前聞いたのに忘れちゃった(^_^;))の風味とともにケモノ(だって熊は食肉目ですよ、食肉目!肉を食らう動物の集まりに属しているんです!!)とは思えない落ち着いた味わいのスープになり、濃厚なのにさっぱりした後味で口の中をリセットしてくれた。
ビッグプレゼントとして最後に出てきたのは香料に漬け込んだイノシシ肉の窯焼き、に同じく羊肉の窯焼き。
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)咬春の会at虎萬元(2017/2/13)







イノシシ肉の窯焼きはメニューにあったが、羊肉の窯焼きはなかった。
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)シェフが食べ比べができるように同じ仕込みで焼き上げてくれたのだった。咬春の会at虎萬元(2017/2/13)
イノシシを塊肉で食べるのは初めてだったが、焼き色は白くよく熱が回った肉にもかかわらずしっとり焼き上げてあった。
羊肉はイノシシより外をカリッと焼き上げてあり、中はピンクでジューシーさはイノシシに負けていない。
仕込みは同じでも焼き上げ方の違いがこんな感じで味わえるとは(*^_^*)。
ご飯ものは雑穀粥。
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)咬春の会at虎萬元(2017/2/13)










栗とさつまいもの自然な甘さの競演で白熱した(笑)熊との闘いをまるく収めてくれる。
咬春の会at虎萬元(2017/2/13)
甘味として出てきた八丈島フルーツレモンゼリーは皮ごとお食べくださいとな。
柔らかな皮のほのかな苦みがゼリーと相まって一味違うデザートとなった。
熊の手といい、咬春といい、毎度のことながら貴重な体験をさせてくれた某協会(^_^;)主席に感謝!
たくさんの美味しいものを作ってくれたシェフにも感謝!
関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL :
コメント :
パスワード :
秘密 : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
Powered by . / Template by sukechan.