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NAOK!の心のゆとり度
  ふだんはいろいろ忙しくてメールぐらいしかできない。
  けど、ここが更新されているということは心にゆとりがあるということ、、そう自分に言い聞かせてみる(笑)

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那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)

2018年07月03日 (火) 23:59 | 編集
沖縄は那覇で沖縄料理(郷土料理)を食べてきた。
今回の旅で3軒のお店に行ってきたのだが、それぞれ特徴のある3軒だったので、それぞれのお店に感じたものも含めてまとめてみる。


潭亭 八重山会席5000円 飲み物別
儀保の駅から傘を差し首里の駅の方に向かって坂道を上る。
食べログにあった情報、柱番号555は信号のある交差点で分かりやすい。
路地をさらに上り、造成中の公園に突き当たる手前に潭亭はあった。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)











最初、建物の2階かと思ったが、建物の左手に小さな階段があり、それを降りていくとお店の入口がある。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)











軒先で傘を閉じ、扉を開ける。入口に段差があるのでここで靴を脱いであがるのかもしれない。だが、吹きさらしの中歩いてきたため、足元が濡れていてそのままで上がるのはためらわれた。
何度か声をかけて出てきてもらったご主人にその旨を伝えると、タオルを足元に放り投げてくれたので足をぬぐってお店にあがった。
案内された席からは首里城が遥かに望めてとてもいい席。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)
店内は厨房以外はほとんど照明がなく、薄暗いままだったが、かえって外の眺望に目が行き、時折行き交うゆいレールと首里城の2ショットの借景が料理に華を添えてくれた。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)

席に着き、だらだら汗をぬぐっているのを見たのか、おしぼりはチンチンに熱く、思わず取り落とすほど。
そういえばチンと音がしていたので、レンチンしたんだろう。失礼ながら顔なども拭くと気分爽快。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)
同じく最初に出されたお茶もアツアツでふーふーしながら畷っていると、、こればっかりは汗は引かなかった(^_^;)。

お茶をふーふーしている間に前菜が出された。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)
まず先に飲んでみてくださいと言われたブランデーで漬けた梅酒。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)
ゴーヤーのゼリーは見た目涼やか、口に含むとゴーヤーの苦みとゼリーの甘みがそれぞれ主張してくる。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)
最初、なんだかわからなかったお米の味噌は薄味でまさに食べるための味噌。薄めの塩味、口の中でつぶれる米粒の味噌。和えた野菜類とのマッチングもいい。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)
豆腐ようはねっとり美味しく、へちまの輪切りは薄い味噌味の味付け。種もなく柔らかく口の中でほどけて消えていく。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)








那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)


雲は相変わらずたれこめ、ガラスに雨が吹き付けるのがわかる。それくらい店内は暗い。





島野菜の炊き合わせ 冬瓜、島牛黄、かぼちゃ、いんげん、こんにゃく、にんじん、がんもにはオオタニワタリが入っているそう。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)

ご主人は料理を持ってきて口早に説明をし、声をかける間もなく下がっていく。
前の料理が食べ終わらないのに料理は次々と出されてきて、追いつくのがやっとで休む間もない。
昼休みにかっこんでいるのではないからゆっくりと出してほしいなぁ。
テーブルにメニューもお品書きもないので、飲み物が何があるかもわからない。

続いて、どぅるわかしーが出された。
芋のねっとり感はあるのだが、練り込んだ感は少なく、ロの中で伸び広がる美味しさというよりも、里芋で作った濃厚なポテトサラダという感じがする。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)
これが八重山流なんだろうか。
八重山といえば八重山そばは昔、ソーキなどのトッピングを見た目ではわからないようにそばの下に隠して食べていたと聞いたことがある。本島とは違う文化が、そして厳しい生活があるんだとそのとき感じた。
どぅるわかしーは本島の食べ物で、もともと八重山にはなかったのか、知りたいと思うときにはご主人は下がっていて、早め早めに料理を出すばかり。
食べ終わった後に出したり、客と話したりするのは八重山流としては恥ずかしいことなんだろうか。

次のじーまーみ豆腐の揚げ出しを出してもらったときに、やっと飲み物がオリオンと泡盛があることを聞けた。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)
暑さが引かないのでオリオンを頼む。(エアコンはじんわり動いているのだが、案内された席はエアコンの真下。吸気口が真上にあり、冷たい空気は厨房の方に向かって流れていく。つまり全然冷えない。。。)

じーまーみ豆腐、揚げ出しにすることで豆腐に熱が通り、モチプリ感がアップして美味しい。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)
途中で急に店内が明るくなった。きっと、街灯と同じで外がより暗くなったから自動で灯が付いたんだろう。
ビールも飲めるようになったし、ようやく暗い気分で食べなくても済むようになった(*^_^*)。

豆腐が続いて、苦菜の白和え。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)
その名の通り、ちょっと苦みがある葉物で白和えが黒くなるほどかかった黒ゴマの風味で美味しくいただけた。

落花生の汁だけで作ったお椀、ハンダマを散らして。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)
今度は豆腐ではないが、じーまーみ豆腐に引き続き、落花生。
素材に繋がりを持たせてバリエーションを感じさせるのも八重山流か。
すりおろして濾すことによってなめらかな舌触りとほのかな甘味が美味しい。ハンダマの千切りもちょうどいい感じに火が入り、生臭さもなく見た目に美しい。
ここで泡盛に切り替えたのだが、銘柄を失念。ともかく選択肢はなく、ある銘柄のみであった。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)

次に出されたのは泡盛に合うお漬物(*^_^*)。
右上から時計回りに長命草、パパイヤ浅漬け、大根の赤ジソ漬けと味噌漬け、ゴーヤ醤油漬け、きゅうり、島らっきょう、甘草、梅鰹。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)








長命草、申し訳ないけどただの草(笑)、しかも意外に硬くて食べきるのはちょっと辛い(^_^;)。甘草って名前はよく聞くけど実物見るのは初めて。こんなひょろんとしたものだったのか。ロにしてみるとその名の通りやっぱり甘い(笑)。
どれも泡盛がすすむものばかり。

ちょっと落ち着いて飲めるかなと思いきや、半分も食べ終わらないまま、次はみぬだるが出される。
昼の営業時間の終わりを気にしているのかな。でもまだ12時半、昼営業15時までだよ。ペースが速い。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)








みぬだるとは豚肉にすり黒ゴマをのせ蒸したもの。田芋の揚げ物とかまぼこ2種を添えて。
かまぼこの説明がないまま、下がってしまったのだが、片方は酸味があって面白い。

そしてここで「次が最後ですので、ここで少し時間をとります」との声が。
それでペースが速かったのかな。
最後に出されたのが彩飯。
人参、薄いかまぼこ、鶏肉、錦糸玉子を千切りにしたものをご飯の上にのせ、出汁をかけたもの。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)








ちなみにここまでで1時間経過でした(笑)。
八重山流のアレンジについての解説はなく、八重山そばのように具材を隠してはいなかった。
付け合わせの漬物はきゅうり、人参、白菜。
メインをさらさらと飲み干してコース終了。

デザートの生菓子でパイナップルとパッションフルーツをいただく。
那覇 首里赤平町 潭亭 八重山会席(2018/7/3)

潭亭さんは琉球王朝料理の菜飯を八重山流にアレンジして創り上げた彩飯がメインとのこと。
前菜から漬物まで沖縄ならではのものもたくさん出て美味しかった。
ただ、琉球王朝料理も八重山流についてもよく知らない僕は琉球王朝料理を八重山流にどうアレンジしたか、一人だけではそこを楽しむことができなかった。
また、ご主人を会話に巻き込むタイミングがつかめず、最後まで淡々と料理を出してもらって食べるだけになってしまった。
潭亭さんは琉球王朝料理と八重山料理を知っている人がより楽しめるお店だと僕は感じた。

まだまだ修行が足りんなぁ。
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那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)

2018年07月02日 (月) 23:59 | 編集
沖縄は那覇で沖縄料理(郷土料理)を食べてきた。
今回の旅で3軒のお店に行ってきたのだが、それぞれ特徴のある3軒だったので、それぞれのお店に感じたものも含めてまとめてみる。


尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コースに泡盛ペアリング(調子に乗り過ぎて泡盛代の方が高くつきました(笑))
(とうとがなし)
とうとぅがなしは奄美大島の方言で「ありがとうございます」という意味。
「とうとぅ」は、「尊い」。「かなし」は、悲し・哀し・愛し。という意味だそう。
沖縄の県民食とも言える沖縄そばを懐石の逸品へと昇華させたという沖縄そば懐石を食べさせてくれるお店。
琉球伝統料理というより、沖縄の食材を使い、沖縄そばを中心に沖縄の今の料理はどうよと問いかけてくるようなお店ではなのかななんて思いながら予約をいれた。

お品書きは以下の通り。
【一口】
沖縄そばがき
八重山 小麦 塩
【前菜】
若玉蜀黍 うりずん豆浸し 生もずく 赤毛瓜那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)
島牛蒡 地豆和え
田芋唐墨
ミミガー 島らっきょう 沼田和え
高砂寿司
【御椀】
金美人参擂り流し
【造里】
赤仁 甲烏賊 夜光貝 赤目擬 目鉢鮪
【酒肴】
棘鋸ガザミ 香煎揚 横縞鰭 炭焼
冬瓜卸 苦瓜 花榔菜
【主鉢】
今帰仁アグー すき煮
木の子 金時革 華蕃茄
【氷果】
宮古島甜瓜
【〆の逸品】
沖縄そば
【甘味】
鳳梨 糯黍 霙羹

この日は、というか今回の沖縄行きは突如発生した台風7号に翻弄された旅だった。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)








尊尊我無さんを訪れた日は台風の影響で土砂降り、強風。
最寄りの安里駅から県道330号をまっすぐ15分ほど歩いて神原消防署の隣に尊尊我無さんはある。
古民家という触れ込みだが、街並みに溶け込んでいて目立つことはない。
古い友人の家を訪ねる感じだ。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)
軒先で傘を閉じ、扉を開ける。
玄関で靴を脱いであがるのだが、土砂降りを歩いてきたため、足元が濡れていてそのままで上がるのはためらわれた。
出てきたご主人にその旨を伝えると、足をぬぐうものを手渡してくれた。
あがって通されたのは4畳半ほどの部屋。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)












2方向に出窓のある開放感ある部屋に4人がけの大きなテーブルが1つだけ。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)








贅沢にも1部屋、まるまる僕のために使わせてもらったのだった。

那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)

テーブルについてすぐにコンロが持ち込まれた。
一口である沖縄そばがきは目の前で作ってくれるのだ。
材料はシンプル。八重山産の小麦粉と塩だけ。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)
そばがきなのに小麦?と思った方、沖縄そばはそばといいつつ100%小麦粉で作られている。
なので沖縄そばがきも小麦粉で。
雪平鍋に小麦粉、塩を入れたら適量の水。
手早く混ぜ合わせていくと、あっという間に粘り気が出てくる。
何のことはないものなのだが、目の前で作ってもらうとわくわくする(笑)。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)








かなりたくさん作ったはずだが、供されたのはほんの一口だけ。
まさに一口。
ねっとりよりもプリプリに近い食感でほのかな甘さは小麦由来か。美味しい。
そういえば無添加のパンも甘いことを思い出す。

一口の量の少なさに不安を覚えつつも、食べ終わって少しの間をおいて前菜が運ばれてきた。
部屋の扉は毎回閉めているのに、タイミングが絶妙。那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)
どうやって計っているんだろう。最後までわからなかった。

次の前菜は一口の不安を打ち消す品揃えだった。
中央奥から時計回りに
若玉蜀黍 うりずん豆浸し 生もずく 赤毛瓜
島牛蒡 地豆和え
田芋唐墨
ミミガー 島らっきょう 沼田和え
高砂寿司

ヤングコーンは、最近の流行りだろうか、昔からの定番の中に新しいものを溶け込ませていく、こういうのは食べる側も楽しい。
もずくの酢の物は赤毛瓜の苦みがアクセントに、うりずん豆浸しは甘味旨みだけ濃く、生臭さのないなめらかな口当たり。
1つの器にいろいろなものが盛り合されてこの器だけでも満足。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)
醤油とみりんで煮込んで素揚げされた島牛蒡は柔らかな噛み応えを残し、苦みなく味わいだけが残る。牛蒡の美味しさを改めて感じた一品だった。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)
田芋の甘さはまぶしたカラスミが引き立て、ミミガーと島らっきょうのぬたはいい感じの酢具合で口の中を引き締めながら、細かく刻んだミミガーのぬめりが舌を蕩けさせる。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)








高砂のお寿司はいい締め具合だが、惜しいかな、もう少し水分が残ると酢飯とバラけ具合があうんじゃないかと思う。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)

続いて出された御椀は金美人参という島野菜の擂り流し。
人参らしくない黄色い色をしていたので何か他にいれているのか聞いたら、島の特産で黄色い色をした人参なんだそうだ。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)
感じる柔らかい甘みは人参そのものから。出汁の他は何も使っていないのだそう。
素材そのままのシンプルな味は前菜のカラフルな味わいに負けず劣らず僕を楽しませてくれ、和ませてくれた。

御椀の余韻に浸っていると造里が出された。
造里は中央奥から
赤仁 甲烏賊 夜光貝 赤目擬
中央が目鉢鮪
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)








赤仁とは標準和名はスジアラというハタの仲間で沖縄三大高級魚の1つだそう。
透き通る白身がまずきれい。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)
沖縄の魚は美味しくないというイメージだったが、この一切れで覆った。
醤油ではなく、ポン酢を使うのもいい。
尊尊我無さんは沖縄の魚もちゃんと美味しいという信念(笑)の下に魚の仕入れだけでなく漁師さんまで遡っていい魚を求めているのだそう。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)









日く、沖縄の魚が美味しくないと言われるのは、船の大きさと獲り方にあるのだそう。
沖縄、那覇の魚市場といえば泊いゆまちや公設市場が大きくて有名だが、そういうところに魚を水揚げする漁師さんは比較的大きな船で漁をしているのだそう。そして船倉一杯になるまで港には帰ってこない。近海漁業なので獲った魚は冷凍するのではなく、冷蔵のまま。そういう状況で船倉一杯になるまで帰ってこないということは初日に獲れて船倉で備蓄されている魚と最終日に獲れた新鮮な魚が一緒くたになって市場に並べられるということ。
なので沖縄の魚は美味しくないという評価になるんだそうだ。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)








そのため、尊尊我無さんは市場の仲買人さんから腕のいい漁師さんを紹介してもらって直接仕入れることにより、美味しい魚を出すことができているのだそう。
肝心の造里、赤仁の(というか沖縄の白身魚の)インパクトが大きすぎて、赤目擬がコリコリした食感なのにねっとりした肉質でおおっと思ったこととか、目鉢鮪や甲烏賊が普通に美味しかったこととか、久しぶりの夜光貝がちょっと燻製っぼい感じがしたこととかすっ飛んでしまった(笑)。

web上の参考メニューによると焼物になるはずの流れ。
だが、焼物ではなく今回は酒肴。どうやって飲んべだとわかったのか(笑)という冗談は置いておいて、焼物だけでなく揚げ物と
の競演となった。
秀逸だったのが揚げ物の棘鋸ガザミ 香煎揚。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)
個人的にはガザミとかワタリガニ系のカニはどうしても出汁をとるとかに使われがちで身をメインで楽しむということが少ない気がする(笑)。
そんなガザミ、今回はガザミそのものをじっくり味わってもらいたいということで、あらかじめガザミの身から味噌から何から全部取り出してひとまとめに団子に固めて揚げてくれている。
まず味噌をそして身をと手間暇かけずに一気に一口でガザミの美味しさの全てを頬張ることができるのだ。
そして頬張ると、もうどうでもいい。
ともかくうめえ。美味しいでも美味いでもなく、もっと腹の底からうめえ~~~~(*^_^*)。
身の旨み、味噌の甘み、何から何まで一体となった美味さが揚げることでより一層コクが増す。
もう沖縄料理だとか、何料理だとかの枠は関係ない。
美味しいものを食べるためにはそんな枠とか超えていいんだと思わせる一品(ひとしな)だった。

対して味や口当たりが想像できてしまう鰭はどうしても地味な印象を与える。
ところが一口食べるとこれが泡盛に合う。
8キロにまで育った鰭は焼き締めても身がプリプリ。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)








そこに卸した冬瓜が水気を足してこれまた美味い。
ガザミが何も合わせることなく一気に頬張らせてあっという間に登りつめる幸せのエレベーターだとしたら、鰭は一口一口、つまみながら、泡盛とのペアリングを楽しむ、周りの景色を楽しみながら上る幸せの階段。
苦瓜、花榔菜(カリフラワー)のピクルスもいい漬け具合、素材の味と酸味で階段からの風景を彩っていた。

焼物と揚げ物の競演、定番と新しいものの競演の余韻に浸ることも許されないまま(*^_^*)、またコンロが持ち込まれた。
主鉢の今帰仁アグーすき煮も目の前で作ってくれるのだ。
たっぷりの割り下に丸のままのトマト、茸、金時草が放り込まれ、ぐつぐつと煮たてられる。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)








黒い汁に浮かぶ真っ赤なトマトはインパクト大のビジュアルだが、実はトマトすき焼きは美味い。
それを知っていた僕はインパクトがそのまま食欲をそそるトリガーになり、しゃぶしゃぶと割り下をくぐるたびに色の変わっていくアグー豚の舞(笑)に爆発寸前(^_^;)。
小鉢に取り分けてもらったすき煮、あつあつはふはふ言いながらあっという間に完食してしまった。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)








メイン料理はやはりこうあると嬉しい。奇をてらうことなく、王道で美味しいもので満足させてほしい。
そういった願望を満たしてくれる主鉢だった。

泡盛をいろいろお勧めいただいているうちに、好きな泡盛の話(荒々しいのも落ち着いたのも好きなど(^_^;))になり、ちょっと試してみますか?と言われたのが古酒の飲み比べ。
出していただいた3本、どれもほぼ30年ものだったが、それぞれ特徴があってバカ舌の僕でもわかりやすい(*^_^*)。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)











金武酒造さんの「元年」は平成元年に仕込んだ泡盛。ストレートな名前のように素直な味わい。いくらでも飲み続けることができるくらい泡盛としてのトンガリをうまく削って角の丸くなった美味しい泡盛だった。
伊是名酒造さんの「金丸」は尚円王生誕580年記念で王の名前を付けた泡盛。そんなことを聞いたせいもあるかもしれないが、風格の美味しさ。僕が持つ泡盛としての美味しさをしっかり保ちつつ、そのままぶつけてくるような味わい。まさに王道を積み重ねてきた美味しさ。
恩納酒造さんの「恩納」は表示こそ15年だが、それはブレンドした古酒の最小年度を表示する決まりのせいで、しかも15年は1割しかブレンドされておらず、30年もの18年ものの古酒が主体。その味わいは年老いてなお、血気盛ん。口に含むと荒々しさを感じる。若い泡盛の荒々しさではないが、トンガリを残すパンチを感じる。
どれも特徴的でその特徴を僕はかなり気に入った。
ただ、3本ともほぼ市場には出ないくらいの代物とのこと、他でこういった飲み比べをするのは難しいのではないか。
尊尊我無さんに行ったら、ぜひ飲み比べをしてみてはと思う。(今回のボトルが残っているかは運しだいだが(^_^;))

コースは締めに入り始め、まずは口直しの氷果が出された。
宮古島の甜瓜。マクワウリ。この果汁を凍らせて、粗いシャーベットにしたもの。
市販のメロンシャーベットと違って、甘みも何も足していない。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)








口に含むと冷たさが先に、そのあとマクワウリの甘み、青臭さが広がり、最後に香りが抜けていく。
土砂降りの中でも暑い夏の日を思い浮かべるような氷菓子だった。
でも、ああ、これは暑いときに食べたかった!

口直しの後は〆の逸品。
沖縄そば。
小ぶりな器ででてきた沖縄そばは具材も何もないシンプルなそばだけ。
そばだけなので出汁のかつおの風味とそば自体の甘みがよくわかる。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)








このそばは一口のそばがきを作ったときの残りだそう。
一口のときにはもったいないなぁと思っていたが、食材をちゃんと余すことなく使ってもてなしてくれるのはいいことだと改めて思った。

最後の甘味はパイナップルとモチキビのゼリー寄せ。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)
甘みが高いのに後に残らず、ほっとする感じだった。

尊尊我無さん、店主の対応が絶妙な距離感で、問いかけなければ控えめに料理の説明をしてくれて淡々とコースが進むのだが、ひとたび水を向けると料理についての考え方、器にまつわるこだわり、泡盛をどういうものとして考えているかなど饒舌に話してくれる。
そしてその話が面白い。
一つ一つの料理は完成度高く、コンセプトをもって出してくれていて、演者もストーリーもー流の劇を見ているかのごとく楽しく味わえた。
劇をより楽しむにはちょっとだけでもその知識があった方がいいように、沖縄料理の知識がちょっとでもあった方がより楽しい食事になるのではないかと思う。

古酒飲み比べ以外にいただいた泡盛たち(^_^;)。
那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)










那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)










那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)那覇 樋川 沖縄そば懐石 尊尊我無 沖縄そば懐石9品10000円コース(2018/7/2)














 

那覇 久米 郷土料理の琉音 13品6000円コース(2018/6/29)

2018年06月29日 (金) 23:59 | 編集
沖縄は那覇で沖縄料理(郷土料理)を食べてきた。
今回の旅で3軒のお店に行ってきたのだが、それぞれ特徴のある3軒だったので、それぞれのお店に感じたものも含めてまとめてみる。


郷土料理の琉音(りゅうね) 13品6000円コースと飲み放題2000円(税別)。那覇 久米 郷土料理の琉音 13品6000円コース(2018/6/29)
このお店は伝統の琉球料理を継承し、また新しい世の流れの中に対応づけをし、琉球料理の現在を創り出していた沖縄料理界のキーパーソン山本彩香さんのお店を引き継いだお店。
山本彩香さんのお店を知ったのはこちらで。

やまけんの出張食い倒れ日記

当時は仕事で行くこともできずあえなく閉店。残念と思いながらも早10年近くやっと琉球料理にご縁を持つことができた。

那覇 久米 郷土料理の琉音 13品6000円コース(2018/6/29)那覇 久米 郷土料理の琉音 13品6000円コース(2018/6/29)









予約は5時半、どうやらお店の口開けだったようで、のれんをくぐるとこちらが開ける前に扉が開き迎え入れられた。
入ってすぐのスペースにテーブルが3つ。衝立などでスペースを仕切ってくれている。(このスペース以外にも小部屋があるようで後から来たお客さんの一組はそちらに入っていった。)
案内されたテーブルには三本線の敷物。そして既に器が1つ。
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なんだろうと思っていると豆腐ようとのこと。
お客様に出す2,3時間前から切り出してアルコール成分を飛ばすのだそう。
確かに豆腐ようってちょっとずつ食べるにしても、アルコールが鼻につくことがあって、気にはなっていた。
だけど、練りウニみたいにどうしようもないものだとばかり思っていた。
こういうところにも気を使って、どうしたらより美味しく食べてもらえるんだろうと考えてくれるのは嬉しい。

そんな豆腐ようから始まったコース。
全部で13品。
ラインナップはこんな感じ。
1.豆腐よう那覇 久米 郷土料理の琉音 13品6000円コース(2018/6/29)
2.ゴーヤーシリシリ
3.みぬだるセット
4.ゆし豆腐
5.県産もずく(すぬい)
6.どうるわかしー
7.ビラガラマチ
8.じーまーみ豆腐
9.すーちきー
10.ソーミンたしやー
11.らふてー
12.豚飯(とぅんはん)・漬物
13.西国米(しーくーびー)
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まずに出されたのは小さめの器に入った飲み物?すりおろし?。
那覇 久米 郷土料理の琉音 13品6000円コース(2018/6/29)
ゴーヤーシリシリと説明を受けた。
言われなければゴーヤーとは思えない見た目。鮮やかな緑色が食欲をそそる。
どうやら皮のぼつぼつの部分をすりおろしているみたい。
口に含むと苦みはほのかに感じるくらい。リンゴと一緒にすりおろしているとのこと。
飲みながら噛んでいるとゴーヤーのしゃりしゃりとした食感が気持ちいい。

暑さに耐えかねて最初はオリオンをいただいたが、この流れはやはり泡盛が一番(*^_^*)。
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琉音さんの泡盛は春雨。その昔、カリー春雨っておい!炒めものかよ!?なんて思っていたのを思い出す。
(カリー(嘉利)とはおめでたいことや縁起がいいことを表すそうでした。炒めものでも飲み物でもありません(^_^;)。)
水割りをお願いしたらカラカラで出てきた。
やっぱり豆腐ようには泡盛の方が合う(*^_^*)。

豆腐ようをなめなめ(笑)しているとみぬだるセットが出された。
女将さんが料理を持ってきてくれるのだが、そのときに一つ一つ説明をしてくれるのが嬉しい。
琉音さん、料理についての簡単な解説付きのお品書きが用意されていて、食べながらふむふむと見ることができるのだが、やっぱり一つ一つ教えてもらう方がよくわかるし、食べ方も教えてくれて、ど素人にはとてもいい(笑)。
さて、セットのメイン、みぬだるとは豚肉にすり黒ゴマをのせ蒸したもの。
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豚肉の肉汁をすり黒ゴマが吸っているかと思ったが、ゴマは肉の上に塗ってあり、肉汁を吸う感じではなかった。
それでも蒸された豚肉もすりゴマもしっとりしていて美味しい。
付け合わせは田芋(ターンム)の揚げ物とゴーヤーの揚げ物。
田芋の揚げ物はかちっと素揚げしてあってうっすら黒糖醤油?を絡めてある。ねっとり水飴を絡める大学芋も美味しいが、素揚げの食感が残る感じのも美味しいなぁ。
ゴーヤーの揚げ物は天ぶら。種や中のわたも入ったままずばっと輪切りにして揚げたそうでわたの部分がともかく熱い(笑)。
苦みはほとんど感じずふわっとした食感で美味しい。(東京で食べるゴーヤーはけっこう苦いものが多いと感じるが、なぜだろう?)

ゆし豆腐もちゃんと食べるのはほぼお初。なんとかセットとかに付いてくるものしか食べたことがなかった。
那覇 久米 郷土料理の琉音 13品6000円コース(2018/6/29)
ちゃんとゆし豆腐を食べてこなかったのは沖縄で豆腐と言ったらやっぱりじーまーみ豆腐か、スクガラスを載せた豆腐のイメージが強かったからと、あまり琴線に響かなかった(笑)おぼろ豆腐と同じようなものだと思っていたからなのだが、これは僕の思い違いだった。
そのゆし豆腐、かつお出汁のお椀で出されたが、ちょっと焦げ臭い。というか燻した感じの匂いがする。
出汁の旨さ、豆腐の甘さ、ふわふわの食感、そのハーモニーに割り込んでくる燻し風味(^_^;)。
この風味、最初は気になっていたが、お椀を食べ終わる頃には逆にこの風味がないと物足りない感じに(笑)。
ゆし豆腐、新たな美味しいものを見つけてしまった(*^_^*)。

ゆし豆腐と一緒に出された県産もずく。沖縄の方言ではすぬいと言うらしい。
天然ものと言われたが、さすがバカ舌(笑)、養殖ものとどう違うのかよくわからない(^_^;)。
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一般で食べられているもずくと変わらず美味しく、和える酢にシークワーサーが入っているのがさすが沖縄という感じ(*^_^*)。
(というか全国どこでもいつでも沖縄のもずくが食べれるということの方がすごいな。青森のもずくも美味しいのになかなか東京で食べれない。残念だなぁ。)

ゆし豆腐を食べ終わってもずくに箸を伸ばす前に余韻を味わっていると、どぅるわかしーが出てきた。
今回、沖縄料理、なかでも郷土料理というカテゴリーを食べてみたいと思ったのは、前回沖縄に来たときに食べたむじ汁が美味しかったことからだった。
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むじ汁で田芋という芋の存在を知り、汁だけでなく炒る料理もあってそれも美味しいんですよと言われたのが始まり。
そしてfbで友達となった方が食べていたのが田芋を使った料理、どぅるわかしーであり、お店が琉音さんだったのだ。

そのどぅるわかしー、田芋の色がそのまま出ていてちょっとだけ紫色(^_^;)。
豚肉、シイタケ、むじ(田芋の茎)などのみじん切りと田芋を炒め煮して、だし汁で練り合わせたものだそうだが、かつお系の出汁と田芋のねっとり感が舌の上で踊るような感じ。
語彙が少なくなんともまあ、つまりとっても美味しいと言いたい(*^_^*)。
これを目当てに来るお客さんも多いと聞いたが、その気持ちはよくわかる。
食べきってしまうのがもったいなくて、ちびちびと食べ続けた(笑)。

ビラガラマチとじーまーみ豆腐は一緒に出てきた。
ビラガラマチ、短冊状の県産かまぼこを茄でたネギで巻いて酢味噌をかけたもの。
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どぅるわかしーのねっとり感と対照的なぷっくり感。ネギを噛み切るのが難しいので一口でいただいたが、計算されているのか一口でいただくのにちょうどいい大きさだった。
じーまーみ豆腐は薄い塩味のかつお出汁にちょこっと生姜を載せて。
スプーンで切り分けるのが大変なくらいプリプリ。切り分けると弾むように器の中で転がる。
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器の中でのプリプリは口に入ったとたん、濃厚な味わいに変わり、そう上品な白子のような食感でロの中に広がる。
どぅるわかしー、ビラガラマチ、じーまーみ豆腐、この3品の口福が三者三様の味わいで幸せに導いてくれる。
たまりません、本当に(*^_^*)。
3品を繰り返し、食べてうふふんとしていた僕だが、ふと気づくとビラガラマチとじーまーみ豆腐の器が面白い。
ビラガラマチの器は三本足のしっかりとした器。対してじーまーみ豆腐の器はゆらゆらと揺れる器。那覇 久米 郷土料理の琉音 13品6000円コース(2018/6/29)
キャンプシート(3本脚)とハンモックを思い浮かべてしまった(^_^;)。
しっかりどっしりしていて料理にも安定感を感じるのだが、和食に限らず、あまり三本足の器って見ないと思う。
沖縄ではポピュラーなんだろうか。
ゆらゆら揺れる器も同じくあまり見ない気もする。そして器とスプーンの手触り、口当たりがガラス器のそれじゃないなと思って聞いてみたら水牛の角を使って作ったものだそう。
道理でハンモックみたいな形になっているんだね(^_^;)。
そんな話までしてくれる女将さん、ちゃんとこちらの食べるスピードを見計らって料理を出してくれる。
落ち着いて食べ物を堪能できるいいお店だと感じた。

すーちきーは三枚肉の塩漬け。
かなりきつい塩漬けをしてあるのかほぼ水分が抜けている。
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葉っぱの表裏で色が違うハンダマと資生堂だかがその効果を研究しているという長命草を載せて食べる。
口に含んで泡盛と一緒に食べると美味しい。

続くソーミンたしやー。
那覇 久米 郷土料理の琉音 13品6000円コース(2018/6/29)たしやーというのはご飯や素麺、デンプン質を炒めたものをいい、チャンプルーは豆腐と野菜を炒めたものをいうそう。
なんでもチャンプルーだとばかり思ってた。
知識不足だなあ(^_^;)(^_^;)。
よくあるソーミンチャンプルー(笑)と思ってあなどっていたら、油を感じないのに麺が最後までくっついてなく食べやすい。
油を感じないので薄味でもとても美味しい。島らっきょうとネギの薬味が素麺を引き立てる。
すーちきーと一緒に食べると、うん、これまた美味しい(*^_^*)。

コースも終盤。
那覇 久米 郷土料理の琉音 13品6000円コース(2018/6/29)らふてーと豚飯(とうんはん)が出てきた。
らふてーは珍しい味噌味。久米島の味噌だそうだ。よく炊かれて脂分が抜けた脂身部分の美味しいこと。
いつまでも舌の上で転がして、いや、ねぶりたい(^_^;)。
添え物の昆布(くーぶ)やオクラなどの島野菜はほとんど味付けがなく、らふてーの味を邪魔することなく引き立てる。
同じ引き立てるのでも主菜と薬味、添え物で強弱を変えたものを続けて出してくるなんてよっぽど考えられているのか(*^_^*)。

豚飯は豚肉、シイタケ、ニンジン、むじも入っているのかなという炊き込みご飯にかつお出汁をかけて食べるもの。
沖縄料理でもこういう食べ方するんだねえ。
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さらさらっと飲むようにいただいてしまった(笑)。
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漬物はマクワウリのハイビスカス漬けと冬瓜のシークワーサー漬け。いかにも沖縄ですね~(*^_^*)。

コース最後のデザートは西国米(しーくーびー)。しーくーびーってタピオカのことだそう。
那覇 久米 郷土料理の琉音 13品6000円コース(2018/6/29)那覇 久米 郷土料理の琉音 13品6000円コース(2018/6/29)








真ん中の赤い果実は、、、アセロラ。
酸っぱいのかなと思いきや、甘いんですね~これが(*^_^*)。
アセロラは酸っぱいというイメージを付けたのは、、、誰だ!(笑)
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コースを食べ終わって、一服しているとお菓子とお茶が出てきた。

お菓子はこんぺんというお菓子。小麦粉で作られているゴマと黒糖餡のお菓子。
お茶は、飲み放題のメニューにあって気になっていた41種類ブレンド薬草茶。
メインのグアバの風味が強く、飲みやすい薬草茶。
那覇 久米 郷土料理の琉音 13品6000円コース(2018/6/29)那覇 久米 郷土料理の琉音 13品6000円コース(2018/6/29)








こんぺんを載せて出してくれた祝い鶴もお土産にもらって気持ちよくお店を後にした。

琉音さん、テーブルにあるお品書きとは別にお持ち帰り用としてメニューを用意してくれたり、料理を提供してくれる際にこちらから聞く前に細かく説明してくれたり、もちろんこちらの問いかけにもきちんと答えてくれたりと、沖縄料理(郷土料理)を初めて食べるには最適なお店ではないかと思う。
もちろん、素人向け専門というわけではなく、食べ慣れて舌の肥えた方にも満足してもらえる間口の広いお店だと思う。

沖縄料理の1軒目に選んでとても良かった。


店内風景
那覇 久米 郷土料理の琉音 13品6000円コース(2018/6/29)
那覇 久米 郷土料理の琉音 13品6000円コース(2018/6/29) 
那覇 久米 郷土料理の琉音 13品6000円コース(2018/6/29)
 
那覇 久米 郷土料理の琉音 13品6000円コース(2018/6/29)






ハイカラな人たちが集うお店の優しい冷やし中華(東銀座 萬福 冷やしそば(とりごま)+焼餃子4個)

2017年09月09日 (土) 23:59 | 編集
東銀座に気になる中華料理屋さんがある。
どちらも大衆中華の部類に入るお店だが、毛色が違うそれぞれのお店、今回は萬福さんに行くことにした。
冷やし中華2017第十九弾である。
かなり昔から東銀座の一角にお店を構えているらしく、店構えも、おっと思わせるレトロっぽくていい感じ。
東銀座 萬福 店構え(2017/9/9)
何よりでっかい看板がいい感じ。
中に入ると、これまたレトロっぽい、戦前にできたお店ってこんな感じかな?みたいな造りをしている。
他のお客さんがいたので店内の写真はないけど、これまた中華料理が粋な感じだった頃、着飾って銀座に遊びに来て、中華でも食べようかというのがおしゃれだった頃を想像できる感じの造り(笑)。
なんだかわからないね(笑)、自分でも何書いているのかわからなくなってきた(笑)。
一度、来てみるとああそうかとわかるかと(^_^;)。

頼んだのは夏季限定の冷やしそば(とりごま)。
なんと萬福さん、冷やしそばが通年で食べられるという貴重なお店だった。
ならばと夏季限定から攻めてみることにした(*^_^*)。
そして焼き餃子
6個が標準だけど、ちょっと減らして4個にしてみた。
待っている間もぽつぽつとお客さんが来る。
パリッと決めているご老人、近くの運送屋のお兄ちゃん、銀ブラしていたんだろう中年のご婦人連れ、ビールを飲んだり、定食を食べたり、静かだけど穏やかな活気のある雰囲気に浸っているとまず餃子、そして冷やしそば(とりごま)が出てきた。
餃子はよく焼きぷくぷく餃子
多めの油で仕上げたと思われる焼き上がりはいかにもかりっとしてそうで美味しそう。
口にしてみると、油切りがよくカリパリともちっとした皮のコントラストがいい。
東銀座 萬福 焼餃子4個(2017/9/9)東銀座 萬福 焼餃子4個(2017/9/9)








中の餡は肉と野菜のバランスもよく、皮の中にみっちり詰まっている。
頬張れるくらいのちょうどいいサイズが口に嬉しい。
 
餃子を楽しんだ後はいよいよ冷やしそば。
とりごまと言うだけあって、どーんと蒸し鶏が載っている。
もちろん、スープはごま味。
麺を引き出して一口。
美味い。
東銀座 萬福 冷やしそば(とりごま)(2017/9/9)東銀座 萬福 冷やしそば(とりごま)(2017/9/9)








ごまの風味がぴんとたって、酸味とか他の味はいい脇役として脇を固めている。
しっかり冷えたスープがしっかり冷やされた麺によく絡む。
鶏肉はしっとり美味しく、まさにとりとごまの2つが主役を張って皿を盛り上げている。
飲み切るのにちょうどいい濃さのスープとともにあっという間の完食(*^_^*)。
美味しかった~(*^_^*)。

一息ついて隣を見ると赤いチャーハンみたいなものを食べていた。
メニューを見るとどうやらポークライス。
チキンライスの豚肉版。
きっと豚の脂が染み出て美味しいんだろうな~。
中華にしては不思議な料理。
銀座だけに中華料理屋さんも時代の最先端を追っていたんだろうな~。

ごろごろの紅い宝石(市ヶ谷 黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン トマトコレクション 2017)

2017年09月05日 (火) 23:59 | 編集

市ヶ谷 黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン 店構え(2017/9/5)ランチタイムをはずしても並ぶという話もあり、夕方に向かうことに。
狙うはトマトコレクション2017。
果たしてこれを冷やし中華の範暗に含めるのかという詰もあるのだが(笑)、イタリアンなラーメン屋さんという位置づけだそうなので
冷やし中華2017第十八弾。

お店の造りはラーメン屋さんではない。

市ヶ谷 黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン 水(笑)(2017/9/5)直前に入ったいかにもラーメン好き(オタク)の男子は店内を見まわして挙動不審(笑)。
とはいえ、ラーメン自体は券売機で券を購入して店員に渡すというオペレーションはラーメン屋さん。
店員さんが券売機の券を「チケットをお預かりします」と言いながら受け取っていたのがちょっと笑える。
お水はボトルとグラスで出てくる。
イタリア料理店に来ている感を出したいんだろうなというのがよくわかる。
しばし待って出てきたトマトコレクション2017がこれだ。
市ヶ谷 黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン トマトコレクション 2017(2017/9/5)
白い器に紅い宝石がごろごろ。
真っ赤な宝石、黄色がかった宝石、艶やかに光る玉(ぜひギョクと読んで欲しい(笑))、しまった!クロスフィルターモードで写真を撮っておけばよかった(笑)。
カトラリー(笑)の箱を開けるとそこにはちゃんと箸とレンゲが収まっていた。
やっぱりラーメン屋さんなのね(^_^;)。
箸で宝石の山を探る。
探るまでわからなかったが、スープも赤。
真っ赤な中に白くて細いストレート麺が隠れていた。
畷り上げると麺に絡んだスープの香りが鼻を抜けていく。市ヶ谷 黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン トマトコレクション 2017(2017/9/5)
市ヶ谷 黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン トマトコレクション 2017(2017/9/5)
冷たいスープなのに抜けていくのはかなりの濃い香りなんだろう。
スープの香り、味が相まってラーメンを食べている気がしない(笑)。
ここに入る麺、カッベリーニでいいじゃないか?(笑)
味はすごく美味しいのに、なぜかラーメンを食べている気がしない。
ここではまさにラーメンの麺は単なる食材であって、その食材を活かしたイタリアン、美味しいイタリア料理の一品だった。

広島の人たちは裏表のないストレートな人たちばかりなんだろう(中野 鯉のぼり 中野店 激辛つけ麺)

2017年09月03日 (日) 23:59 | 編集
中野に来るといつも何を食べようか迷う。
中野 鯉のぼり 中野店 店構え(2017/9/3)あれ?どこかで書いたかな、これ(笑)。
つまり、いつもいつも迷うのだ。
晩飯食べそびれて地元まで戻ってきてしまったのでこの日も迷って鯉のぼりで激辛つけ麺。
なぜか麺なし激辛つけ麺というメニューもあったりで広島の人って大丈夫なのかしらん(^_^;)。
中野 鯉のぼり 中野店 激辛つけ麺(2017/9/3)
ま、お江戸の人も天抜きとかするけどね(笑)。
辛さ6倍にしたら汗だらだらで食べている最中の写真撮っている余裕なし(^_^;)。
中野 鯉のぼり 中野店 激辛つけ麺(2017/9/3)中野 鯉のぼり 中野店 激辛つけ麺(2017/9/3)








食べ終わってみるとつけ汁の辛味油が辛いだけでつけ汁そのものは醤油味のごく普通に美味しい。
広島ではつけ麺の最後にスープ割とかしないんだそうですね。
てか、このお店、つけ麺と汁なし担担麺しかないからそもそもスープがないのでした(笑)。
美味かったので次は汁なし担担麺を!(^_-)-☆
 
冷やし中華2017第十七弾。
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